線維筋痛症とお薬
線維筋痛症 なかなかやっかいです。
娘は膠原病の皮膚筋炎 半年前に突然発症してあわや死ぬところでした.
問題は死ぬかもしれないという恐怖と最悪な病院に入院した事そして,
以前に受けたパワハラも癒えてあなかったためトラウマにから線維筋痛症を合併しました。
診断された次の日. 入院の為病院に入った途端にカラダが動かなくなり全身に痛みが・・・
線維筋痛症は突然やってくる!
まず試したお薬は?

主治医から
と言われて3か月目 まず試したのがサインバルタ
サインバルタ (デュロキセチン塩酸塩)
☆ 抗うつ薬
☆ SNRI セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
☆ 脳内の神経伝達を改善し、憂鬱な気分をやわらげ意欲などを改善する。
☆ 効能・効果
糖尿病性神経障害の疼痛・変形性関節症の疼痛・線維筋痛症の疼痛
慢性腰痛症の疼痛・うつ状態・うつ病
☆ 副作用
悪心・傾眠・口渇・頭痛・便秘・下痢・めまい・倦怠感・食欲減退
トリグリセリド上昇(中性脂肪)
線維筋痛症に使用する場合は1日1回朝食後60㎎を経口投与(1日20㎎から開始し徐々に
増量していく)ですが、娘は若く前医で無理やり飲まされた精神薬でけいれん発作を起こした
事もあり慎重に1日10㎎を2週間服用しました。
またもや効きすぎた!
飲み始めてから2目 強い吐き気 傾眠 物が飲み込みずらい 気分が悪い
何とか飲み続け(飲んでいくうちに普通は慣れてくる)2週間後皮膚筋炎の
治療のため入院しけいれん発作を起こし即中止!(のちに心因性のものと判明しました。)
使える薬が限られてる
線維筋痛症は単独で発症するよりも何か大きな病気を持っていて、合併症
で出現する方が多いといわれてます。
結局全身の痛みはあるものの皮膚筋炎の症状が少しずつ良くなっていくとともに杖を
ついて歩けるようになり、痛み止めだけで現在は様子を見ています。
膠原病か、線維筋痛症か、心因性非てんかん発作か、
どれか一つであれば薬ももっと使いやすいですが、今のところ使えるのは ロキソニン
だけです。
一般的に使用するお薬

◎ 抗うつ薬・抗痙攣薬
◎ リリカ(興奮性神経伝達物質の遊離を抑制する 興奮した神経を鎮める)
◎ 鎮痛剤・抗炎症剤
◎ 生活環境の改善・ストレスをためない
最近では漢方薬(抑肝散)やハリ治療なども効果がある人もいる
しかし、、、
免疫用製剤・ステロイドを使っている膠原病患者は
◎ 漢方薬は禁忌
◎ 市販の痛み止め禁忌
◎ ハリ治療 感染の恐れあり禁忌
◎ すでに大量に薬を飲んでいるため強い痛み止め望ましくない
薬の副作用は人それぞれでどれが合うかは試してみないとわかりません。
日によって体中が痛い・全身の筋肉が固まったようになる・関節が痛い
胸が痛い➡聞いていると筋肉が硬くなって痛い?
娘の場合は心因性の非てんかん発作時に使うクエアチピンが効きますが、
服用した次の日薬の効き目がなくなったら緊張がより強く感じるようで
めったに使いません。
クエアチピン
◎ 統合失調症の薬
◎ 強い不安や緊張感をやわらげ、心の病気で怒る剣客・妄想などを
抑える
◎ 脳内の各種受容体(ドパミン・セレトニン)に作用する
◎ 意欲の低下を改善
脳の誤作動が線維筋痛症を引き起こす
線維筋痛症はまだまだ治療法が確立されていません。
トラウマや脳の誤作動が引き起こしていると考えられているため、
一度起こしてしまうとなかなか元にはもどってくれません。
付き合っていくしかないよね
そしてストレスを避けあまり頑張りすぎないように♪
劇的によくなる・どんな患者でも使える画期的な治療法が早く見つかりますように
ではまた♡