心因性非てんかん発作とトラウマ
我が家の娘が膠原病の皮膚筋炎を発症しました。突然の命の危機と
発病前に勤めていた病院でのパワハラが原因で心因性非てんかん発作
を併発し11か月あまり…
今回はトラウマとのの関係についてのお話し。
心因性非てんかん発作を必死に調べましたが、いまいち素人には理解できない
「海外ではどんな治療をしてる?」
ふと思いアメリカてんかん学会の心因性非てんかん発作ワークグループの書籍を
見つけ読んでみることにしました。日本とアプローチの仕方が少し違います。
食事やカウンセリングを中心に行っているようです。
日本にも専門医はいると思いますが、精神神経科の医師が主に治療を行っているのが
現状です。
カウンセリングは家族には無理ですが、食事や環境を整えるのはできますよね。
しかし、素人考えで病院への受診を途中でやめたりお薬の服用をやめたりすると
取り返しがつかないことになり得ます。並行して病院受診して行きましょう。
さて、トラウマと心因性非てんかん発作の関係ですが書籍によると
心因性非てんかん発作の患者の約90%が心的な外傷体験があると推測され
明らかに重大な関連性がある。
心的トラウマ「心の傷」は身体的な傷より長く続き、心的な健康や発達に大きな
ダメージを与える。
心の傷は心的・精神的な問題に至り、心因性非てんかん発作が誘発されます。
PTSDは危険あるいは恐ろしい出来事を経験したり目撃した人に表面化する不安障害です。
心因性非てんかん発作との関連は
厳しく・繰り返し精神的外傷を与えられる
↓
解離と呼ばれる防御反応を用いる
↓
解離状態では意識は変容し正常な脳機能が少なくなる
↓
体が勝手に動く・発声するがコントロールできない
↓
心因性非てんかん発作を誘発する
発作を起こす原因がとトラウマによるものであれば「心の傷」
の治療が必要になります。PTSDが改善しなければ、心因性非てんかん発作
の症状も収まってきません。
原因がはっきりしないまま薬で抑えるのではなくまずは診断!
てんかんなのか心因性のものなのかをビデオ脳波検査を行い診断する。
もし
「そんなものは必要ありません」
などという主治医ならクビにしましょうヽ(`Д´)ノプンプン
そして誘発している原因は何かを突き止め正しく治療を行う。
迷っていると時間ばかりが過ぎて結果変わらないという事態に!
心因性の疾患は診断が難しい。人によって症状は違うし痙攣の場所や
種類も違います。原因も一つではないかも・・・
症状がいまいちわかりずい時は、一度身体をクリアな状態に戻す。
我が家もグルテンフリーで心因性非てんかん発作であることが
はっきりしました。
次回はどのように食事に気を付けたか?をお話しします。
ではまた♡